坑内軌道です。
分岐なんかを見ると、ワクワクしてしまうのは「鉄」の血ですね。
天井を支える赤い鉄柱などは現役時代のものかどうか
聞きそびれました。探検坑道として見学者向けに整備が
進んでいるので廃鉱後に手が入っている部分も多いようです。
おじゃまいたします。私、兵庫県庁の政策室地域振興課で地域を元気にするための取り組みを担当している黒田と申します。
今回、兵庫県養父市(合併前は大屋町)にあります「明延」の活動についてご紹介させていただきたく、「一円電車」で検索しヒットしたHP・ブログ等の運営者に連絡させていただいております。
さて、明延はご存じのとおり、古くは奈良の大仏の銅の一部もここから運ばれたと伝えられる明延鉱山を有し、近年では日本一の錫産出量を誇り、まさしく日本の近代化を支えていましたが、社会情勢の変化により有望な鉱脈を残したまま昭和62年に閉山しました。最盛期には4千人を超えた人口も、今では140人を切る状態になっています。
地域の方々は、当時、明延鉱山と選鉱場のあった神子畑間を走っていた明神電車(通称一円電車)を活かしたむらおこしをしようと、4年前から毎秋、レンタルしたバッテリー機関車にトロッコ車両をつないで約30メートルの軌道を走る単発のイベントを開催するなどしてきましたが「自前の機関車で本格運行を」と計画。
昨年8月から機関車購入などに必要な約2千万円を目標に募金活動を始め、9月末時点で約340万円にとどまってはいますが、「募金してくれた人たちの好意に応えたい」と前倒しでバッテリー車を購入、旧鉱山会社の協力を得て社宅跡の一部を借り、Jの字形全長約70メートルの常設軌道や車庫を設置すべく取り組みを始めました。
来る10月24日(日)の第4回あけのべ一円電車まつりにてお披露目する予定ですのでご紹介するとともに、一円電車の軌道敷設作業、格納庫設置作業のお手伝いをいただくボランティアを募集しておりますので案内させていただきます。
作業日:10月9日(土)、10日(日)
作業内容:枕木設置、レール敷き、格納庫塗装作業等
詳しくはこちらのブログをご覧いただければ幸いです。(「ふるさと自立計画推進モデル」という兵庫県が展開している事業の情報発信を行っているブログです。)
http://www.hnpo.comsapo.net/weblog/myblog/611?STYPE=1&KEY=1573&LIST=1
私は、地域の活性化ということで昨年度から明延地域に出入りさせていただいていますが、当時のそのままの姿を残す探検坑道を有する鉱山やユニークな一円電車の魅力の虜となり、なによりも素朴なむらの方々に惹かれ、住民自ら地域を元気にしようという取り組みを、微力ながらお手伝いさせていただいているところです。
長文失礼いたしました。
PS.おっしゃるように、赤色の鉄骨・梁・折板は、探検坑道として活用する際に、危険防止として設置されたようです。(子どもも入りますので・・・)
採掘が行われていた頃は、もちろんこのようなものはなく、岩盤むき出しでした。
ただ、そうした危険防止や従業員詰め所のあったところを少しモルタル等で化粧している事以外は、当時のままとしており、観光地にあるように蝋人形を置いたりしていない、と観光ガイドの方からお聞きしました。
今回、兵庫県養父市(合併前は大屋町)にあります「明延」の活動についてご紹介させていただきたく、「一円電車」で検索しヒットしたHP・ブログ等の運営者に連絡させていただいております。
さて、明延はご存じのとおり、古くは奈良の大仏の銅の一部もここから運ばれたと伝えられる明延鉱山を有し、近年では日本一の錫産出量を誇り、まさしく日本の近代化を支えていましたが、社会情勢の変化により有望な鉱脈を残したまま昭和62年に閉山しました。最盛期には4千人を超えた人口も、今では140人を切る状態になっています。
地域の方々は、当時、明延鉱山と選鉱場のあった神子畑間を走っていた明神電車(通称一円電車)を活かしたむらおこしをしようと、4年前から毎秋、レンタルしたバッテリー機関車にトロッコ車両をつないで約30メートルの軌道を走る単発のイベントを開催するなどしてきましたが「自前の機関車で本格運行を」と計画。
昨年8月から機関車購入などに必要な約2千万円を目標に募金活動を始め、9月末時点で約340万円にとどまってはいますが、「募金してくれた人たちの好意に応えたい」と前倒しでバッテリー車を購入、旧鉱山会社の協力を得て社宅跡の一部を借り、Jの字形全長約70メートルの常設軌道や車庫を設置すべく取り組みを始めました。
来る10月24日(日)の第4回あけのべ一円電車まつりにてお披露目する予定ですのでご紹介するとともに、一円電車の軌道敷設作業、格納庫設置作業のお手伝いをいただくボランティアを募集しておりますので案内させていただきます。
作業日:10月9日(土)、10日(日)
作業内容:枕木設置、レール敷き、格納庫塗装作業等
詳しくはこちらのブログをご覧いただければ幸いです。(「ふるさと自立計画推進モデル」という兵庫県が展開している事業の情報発信を行っているブログです。)
http://www.hnpo.comsapo.net/weblog/myblog/611?STYPE=1&KEY=1573&LIST=1
私は、地域の活性化ということで昨年度から明延地域に出入りさせていただいていますが、当時のそのままの姿を残す探検坑道を有する鉱山やユニークな一円電車の魅力の虜となり、なによりも素朴なむらの方々に惹かれ、住民自ら地域を元気にしようという取り組みを、微力ながらお手伝いさせていただいているところです。
長文失礼いたしました。
PS.おっしゃるように、赤色の鉄骨・梁・折板は、探検坑道として活用する際に、危険防止として設置されたようです。(子どもも入りますので・・・)
採掘が行われていた頃は、もちろんこのようなものはなく、岩盤むき出しでした。
ただ、そうした危険防止や従業員詰め所のあったところを少しモルタル等で化粧している事以外は、当時のままとしており、観光地にあるように蝋人形を置いたりしていない、と観光ガイドの方からお聞きしました。